講演会
日本の宝島、世界の宝

 

国際イコモス会長・九州大学大学院法学研究院教授
河野俊行氏

11/3土(祝)
天草市民センター ホール
16:00〜17:30

前売りチケット
1,000円(当日券 1,200円)

定員 650名

今年は天草にとって記念すべき年となりました。6月末、﨑津集落を含む「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に選定されたからです。現在、国際イコモスの会長は日本人の河野俊行先生。河野先生は﨑津集落の人の営みに強い関心を持っているとのことでした。島民が守るべき遺産として、天草の人にぜひ先生の思いを話していただきたい。そうお伝えしたら快諾をいただきました。 11月3日は文化の日。記憶と記録に残る講演を楽しみにしています。

河野俊行氏プロフィール


京都大学法学部卒業、同大学院修了。1986年より九州大学法学部助教授を経て、1997年より同教授。90年代より国際記念物遺跡会議 (ICOMOS)法律財政委員会の活動を通じて文化遺産に関する法的問題に携わり、2002年からユネスコ無形文化遺産条約の制定に日本政府代表団の一員として参画。2017年、日本人初となるICOMOS会長に就任した。

ICOMOSとは


イコモスとは、国際記念物遺跡会議(ICOMOS/ International Council on Monuments and Sites)のことで、文化遺産保護に関わる国際的な非政府組織(NGO)です。1964年にユネスコの支援を受けヴェニスで開かれたSecond International Congress of Architects and Technicians of Historic Monuments (第2回歴史記念建造物関係建築家技術者国際会議)で、記念物と遺跡の保存と修復に関する国際憲章(一般にはヴェニス憲章の名で知られています)が採択されました。これを受け1965年にイコモスが設立されました。人類の遺跡や歴史的建造物など文化遺産の重要性を認識し、それらを保存し、継承していこうという行為は、19世紀以来世界の多くの国で続けられてきました。しかし、そのような遺産の保存のための国際組織が構想されるようになったのは、第2次世界大戦後のことでした。その後20年の準備期間を経て1965年6月、クラクフ(ポーランド)でイコモスの第1回総会が開かれました。2017年3月現在では参加国は150カ国以上を数え、国内委員会が各国で組織され、文化遺産保存分野の第一線の専門家や専門団体が様々な活動を行っています。1972年のユネスコ総会での世界遺産条約採択後は、イコモスはユネスコをはじめとする国際機関と密接な関係を保ちながら、世界文化遺産の保護・保存、そして価値の高揚のための重要な役割も果たしてきました。文化遺産保護の原理、方法論、科学技術の応用の研究などを続けています。またユネスコの諮問機関として、世界遺産登録の審査、モニタリングの活動を続けています。

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産天草の﨑津集落…長崎・天草地方は、禁教令により宣教師やキリシタンに対する弾圧が激しくなるなかでも密かに信仰を継承しつづけ、キリスト教が解禁されるまでの間、日本独特のキリスト教信仰を育んだ歴史を象徴する集落や史跡が数多くあります。こうした、集落や史跡は、世界中に類を見ない資産であると評価され、平成30年6月に世界文化遺産として登録されました。

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